カリカリ梅の作り方

「基本のカリカリ梅」①

 

◆材料◆ 真っ青な甲州最小小梅Mサイズ(4kg)、粗塩・・・梅の約10% (420g)、35度の焼酎・・・塩のなじみをよくし殺菌もするため (600cc)、玉子の殻(3~40個分)

 

◆用具◆ 洗い用のタライ、プラスチック樽(4リットル用)、袋状に縫ったさらし(8袋分) 注:作る量によって材料の分量を変えてください。

 

◆作り方◆
①大きなタライに小梅を入れて、よく水洗いします。2~3回水を替えながら、大きくゴロゴロと水洗いしたら、3~4時間ほど水に浸して灰汁抜きします。

 

②灰汁抜きしている間に、卵の殻の準備をします。梅の時期の2・3ヶ月前から卵の殻を少しずつ溜めておきます。卵の殻は、内皮を剥いて干しておいて、細かく砕きます。割った殻そのままではなく、少し粗めに砕いてください。梅に浸透し易く、カリカリになり易いと思います。袋縫いしたさらしに蛸糸を通し結んでおき、粗く砕いた卵の殻を入れて、縛ります。

 

③灰汁抜きした梅のヘタを取ります。灰汁抜きする前にヘタを取っていただいても構いません。新鮮な青梅は、とっても固いので金串でヘタを取った方がいいです。竹串を使うと、先っぽが割れてしまい、数回交換の必要があります。水気を切り、綺麗なタオルなどで拭きます。